インタビュー、イベントレポートからいろいろなコンテンツを掲載していきます。ここでしか見られないようなものを出来る限り取り上げていこうと思います。
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2011.6.18 CANTOY @ 神戸UNIONWAY FEST ライブレポート(2011.8.02更新)
ライブレポートin 【UNIONWAY FEST】
CANTOY史上初となる大型イベント出演となった、UNIONWAY FEST。
今回は神戸まで遠征し、彼らの晴れ舞台を密着取材!
まずはCANTOYメンバー&スプラッターレコーズ代表DAI氏と
午前10時頃現地にて合流。
出演予定時刻まではおよそ10時間あるにも関わらず、
優等生(?)な姿勢を見せる辺り、イベントへの意気込みと
モチベーションの高さが伝わってきた。
合流すると早速諸々の手続きのためKINGS CROSSへ移動、
駐車場の選定に若干苦労(おじさんのキャラクターが強烈)するものの、
本日お世話になる神戸BULE PORTに到着。
そして最初はお世話になるスタッフの皆様にご挨拶。
ふと目を移すと、機材の搬入の指示等で迅速かつ的確な動きを見せる
リーダーのHAGA-Chang(Ba)。正直、酔っぱらう前とは大違いだ。
機材の搬入を終えて、楽屋でしばらく一日の行動を確認してから
チームCANTOYは一度、解散。
各自が知り合いのバンドを観に行ったり、
個人的にはDAI氏とラーメン(半ライス付きで500円)を
食べたりとしばし自由行動。
その後、チーム全員でWYNTERLANDへ集合し、HOTSQUALLのライブを視察。
貫禄のライブを目の当たりにし、各自が思い思いの感想を得たことであろう。
その後、BULE PORTに戻ってからは楽屋で終始リラックス。

本日、共演するMARSAS SOUND MACHINE等も続々と会場入りすると、
イベントは佳境にさしかかる。
やがて出番が近づいてくると、
ライブの準備をしつつ楽屋で打ち合わせ。(メイクもバッチリ!)

いざ転換作業に取りかかるメンバーだが、
HAGA-Changの様子が何かおかしい。どうやら機材トラブルのようだ。
それでもほぼ予定通りにセッティングが完了すると
突然、Catherine♂(Gt)が意味不明のMCを開始。
なるほど、どうやら緊張感は隠しきれなかったようだ。
定刻となり、満を持してステージに登場!
イベントの特性上、SEを使って登場するバンドは少ない中、
miri-pow(Vo)が楽屋で公言していた通り、威風堂々とプロレス入場を敢行するのが頼もしい。
(※プロレス入場:楽屋からステージへ直接行けない場合、フロアを通って登場することを指す)
ライブを総評すると、様々な意味で全てが心地よかった。
確かに機材のトラブルで音作り、さらに演奏中は苦労したようだ。
ほぼ同時刻には他会場にてLAST ALLIANCE、GLORY HILLといったバンドとも
登場時間が重なっていたこともあり、動員面でも一抹の不安があった。
けれども蓋を開けると多くのオーディエンスが集まっていた。
そこに気迫溢れるパフォーマンスで、上質な空間を生み出すことだけに集中する
CANTOYのメンバーたち。
その空間が何より美しくて気持ちが良かった。
自慢のデジタルコア&ラウドサウンドのイントロで幕を上げると、
Ken.(Dr)が気合い満点で放つバスドラムの音が抑揚感を加速させる。
するとmiri-powの勇ましく、キュートでポップな歌声が会場全体に鳴り響く――。
この後、一気に爆発したように暴れるオーディエンスを煽るのは、
Catherine♂&HAGA-Changというスプラッターレコーズが誇る凶暴2トップ。
もはや説明は要らないくらい、えげつなくて最高だ。
凄まじいヘッドバンギング、モッシュの応酬で水分を十分に飛ばした後は、
恒例のビールサービスでスーパードライに我先と群がるオーディエンスたち。
嬉しそうに飲み干す笑顔が、今でも忘れられない。
数々の修羅場を乗り越え、見る度に輝きを増していく姿に、
新たな可能性をしっかりと感じることができた。
CANTOY、感動をありがとう!
セットリスト
1.LOUD UP!
2.C.A.N.T.O.Y
3.T.K.G
-MC-
4.SUPER DRIVE
5.COMBAT TRIBE
6.DAY LIGHT
こうして初のUNIONWAY FEST出演は幕を閉じた。
今イベントの参加はCANTOYにとって、
ターニングポイントになったことは間違いないはずだ。
彼らの次なるステージへの飛躍に期待感を抱きながら、
一同は打ち上げ会場のCHICKEN GEORGEに向かうのであった。
Text by RxYxOx
2011.6.04 Splatter Night @ 新宿Marble ライブレポート 出演:KiLLKiLLS/CANTOY/MOTOR MUSTANG/RUSH BANG/Sandy Beach Surf Coaster(Guest) DJ:KOGA(KOGA Records) (2011.7.14更新)
2011年6月4日、新宿は歌舞伎町。そう、大人の街…ではなくて、新宿Marble!
本日はスプラッターレコーズ初のレーベルイベント、【Splatter Night】に一日密着。
正午過ぎに到着すると、ちょうどCANTOYのリハーサル中。
サウンドチェックを入念に行うメンバーたち。
酔っ払うと打ち上げ会場で数々の伝説を残している彼らだが、
ライブに対する想いと姿勢は真剣そのものだ。

その後も続々と出演バンドが到着。実に豪華な顔ぶれ!
自然と興奮度合いが高まっていく。
各バンドがリハーサルを終えると、スプラッターレコーズ代表のDAIを中心に顔合わせを実施。
(本日のゲストDJ、K.O.G.A. RecordsオーナーのKOGA氏も直前に到着!)
いよいよオープンの時間が近づき、階段を登ってみると…、
入り口の前に長蛇の列!!!


この時点で今夜は、歴史的な一日になりそうな予感が漂っていた。
オープン時間になるとまずは、DJ KOGAのセンス溢れる選曲で最高の空間を演出!
心地良く流れてくるBGMをしばし聴き入っていると、開始時間に到達。
やがてSEが鳴り響き早速登場したのが、スプラッターレコーズ期待の新人、RUSH BANG!




いきなりダイブ、踊りだすオーディエンスで会場は早くもヒートアップ!
既に隙間なく埋まっているフロアに果敢に向かっていく、
気合い満点のパフォーマンスで華々しくトップバッターを務めた。
この日はデビュー盤となるファースト・ミニアルバムに収録されている、
「Blue Light」、「Home」なども披露。
前田絵美(Vo/Gt)がMCで話していた、不器用なまでに率直で飾り気がない、
レーベルへの感謝の言葉が非常に印象的だった。
しかし、これだけのオーディエンスや対バンの中にあって、
新譜の宣伝はちゃっかり忘れない辺り、大物(!?)の片鱗を覗かせた。
これからが非常に楽しみなガールズメロディク・パンクバンドの一つだ。
セットリスト
1. Hi Peter!
2. Take It Easy!
-MC-
3. Blue Light
4. カケラ
-MC-
5. Home
6. 月
続いて2番目は“ロック界のモームス”ことMOTOR MUSTANG!
実際に観るのは今回が初めてだった。正直、想像を遥かに上回る出音に圧倒された。
3ピースというシンプルなバンド構成ながら、それを感じさせないサウンドの厚み。
ARA(Ba/Cho)の熟練したテクニックと、絶妙なタイミングで登場し存在感を示すコーラスワーク。
力強くもあり、それでいて多彩なアレンジでリズムを引っ張るMOTTO(Drums)のドラミング。
それら上質な素材にエッジが効いたギターと歌を轟かせるTEKKO(Vo/Gt)の
クレイジー&デンジャラスなパフォーマンスが合わさることで、創り出されるグルーヴ感――。




彼らが持つ<日本型JET>の異名は、伊達ではないことを確認できた。
個人的には、このタイミングで観られたことを嬉しく思えた。
『KiLLKiLLSのベースに殴られたいと思っているあなたも、今は俺たちの時間だから楽しんでいってよ!』と
MCでTEKKOが言い放った部分なども、茶目っ気たっぷりで魅力的だった。
今後もその動向に注目したいバンドの一つであることに、疑いの余地はない。
それから3番目、ここで早くもKiLLKiLLSが登場!
90's-00'sメロディックパンク&ラウドサウンドはこの日も健在。
1曲目の「Letter」で会場のヴォルテージを一気に加速させると、
全員で手拍子が気持良い「Paradise」や
Xジャンプでお馴染みの「XTC」といった楽曲で空間を支配する。
DAI(Vo/Gt)の個性的なヴォーカルに志村けん(?)を彷彿とさせる
チャーミングな振り付けも加えたパフォーマンスで、
バンド全体のシビアな雰囲気の中に見え隠れする、POPな部分を見事に演出。
その横を固めるのはサウンドエンジニアでもあり、安定したプレイでメロディーを支えるKAMA(Gt/Cho)。
紅一点、ミステリアス、且つ、カリスマ性を兼ね備えるERY(Ba/Cho)。
この日のサポートドラム担当は、BUNNY THE PARTYのクロ!





諸事情で1曲を削るアクシデント(?)も何のその、気合十分のプレイを披露。
MCでDAIはレーベルオーナーとしての挨拶はもちろん、
開催に至までの熱い想いを言葉で表現した。それを聞いた瞬間、
この日を一番待ち望んでいたのはおそらく彼本人であろう、そう確信することができた。
セットリスト
1. Letter
2. A sad story
-MC-
3. Paradise
4. This is hard core
5. Mother fuckers!!
-MC-
6. XTC
7. Bastards
ここで登場したのが本日のゲストバンド、Sandy Beach Surf Coaster!



愛知発のガールズ・メロディックの雄が繰り出すサウンドで、
1曲目から激しいダイブの猛襲!
MCでMAYU(Vo/Gt)は、東京のライブハウスに出演するのが久しぶりであることを報告。
そういった背景も手伝い、気合い満点のパフォーマンスで東京のオーディエンスを魅了。
この時点で会場の雰囲気(湿気)は、最高潮に達した!
最後にバトンを引き継いだのが、本日のトリに任命されたCANTOY!!!
実はリハーサルでは音作りで試行錯誤をしていたようで時折、難しい場面もあった。
そのため、彼らを見守ってきた人間の一人としては、一抹の不安がよぎったものの…、
最初の音が繰り出された瞬間、取り越し苦労であったことが良くわかった。
私の隣で見守っていたDJ KOGAがTwitterで『マーブル結構地獄!』と紹介したように、
フロアは瞬時にモッシュピットが形成され、激しいダイブとヘッドバンギングの応酬でもうメチャクチャ!
全国各地で鍛え上げられた、4人の息の合ったパフォーマンスはさらに熟成された印象に。
お馴染みのビール・サービスは今夜の熱気も手伝い、即完売!







中でも特に印象的だったのが新曲の「乱華」。
今までのCANTOYにはなかった詩の世界観に、デジタルコアサウンドの重厚さ、
よりダンス的な要素も加わった新感覚の楽曲で、会場はたちまちダンスフロアと化す。
様々な意味でレーベルを代表するバンドになりつつある姿は、頼もしいの一言に尽きる。
セットリスト
1. C.A.N.T.O.Y
2. SUPER DRIVE
3. COMBAT TRIBE
-MC-
4. 乱華
5. T.K.G
6 .DAY LIGHT
ENCORE
7.LOUD UP!
そして、全行程が無事終了!
初のレーベルイベントは大成功の後、幕を閉じた。
イベント(打ち上げ)を通して感じられたのは、
レーベルと所属するバンドたちとの強い信頼関係と絆の深さだ。
何よりDIY精神の共通認識が、本当に素晴らしい。
次回以降の開催が、今から楽しみでならない。
Text by RxYxOx
Photo by Yasutaka Sanjyo
RUSH BANG 7.06リリース 1st Mini Album"ALONG THE COAST"に対してのインタビュー② (2011.7.11更新)
7.06にリリースした1st Mini Album 「ALONG THE COAST」が好調のRUSH BANG。このHPでしか読む事のできない彼女達のロングインタビュー公開です。みなさまぜひCDを買って、ライブに遊びに行って応援してあげてください!ではインタビューをどうぞ!

L→R 狩野晶佳(狩りやん)Bass/三塚季美(みっさん)Drums/上條友香(かみじょー)Guitar/前田絵美(えだちん)Vocal/Guitar
彗星の如くインディーズシーンに登場したガールズ・メロデックパンクバンド、RUSH BANG。
初の全国流通作品であるファースト・ミニアルバム『ALONG THE COAST』を完成させ、
今後の活動に期待が膨らむ中、都内の某スタジオにてロング・インタビューを敢行した。
作品についてはもちろん、結成から現在に至るまでのエピソードなど、彼女達の知られざる素顔に迫まった。
Interview by RxYxOx
―― 早速、今回のファースト・ミニアルバムに関して、皆さんから率直なご感想をお聞かせください。
一同 (一斉に話し出す)。
―― …順番にお願いします(笑)!
一同 (しばらく沈黙)。
上條 ずばり、アルバム全体を通して「夏」をイメージしています。
一同 (頷く)。
―― あ、なるほど! 『ALONG THE COAST』というアルバムタイトル、ジャケット写真からも良くわかりますよね。
そうしましたら、見事記念すべきパイロットソングに選定された「Blue Light」からお願いします。
前田 この曲に関しては、中間あたりにある間奏部分が長いですけど、それぞれが聴かせどころを出せるように創ったんですよ。曲の構成やアレンジなども一人一人が考えてきているので。個性を引き出すというか。
―― そうですね。私はRUSH BANGのライヴを何度も見させていただきましたが、作品を聴いているとより皆さんの個々の良さが際立っているように感じました。今までとはちょっと違う部分が良い意味で光っていて、疾走感が心地良い。そんな印象の曲ですよね。
前田 ありがとうございます(笑)。
―― タイトルも含めて、楽曲の由来は?
前田 これは言って良いのかわからないんですけど、「Blue Light」は漫画のONE PIECEから浮かんだ曲なんです(笑)。
ちょっとマニアックな話になってしまうのですが…(一同、しばらくONE PIECEについて語る)。
―― それはまた意外でした。前田さんはONE PIECEがお好きなんですね?
前田 大好きなんですよ!そして、この曲は主人公であるモンキー・D・ルフィのあるシーン(マリンフォード頂上決戦~)を
イメージしながら完成させました。大切な兄を失った時の心情や、葛藤、そしてまたそこから立ち直って前へ進む想いとか…。そういう場面をとにかく言葉にしたくて、曲と歌詞を書きました。その流れから、楽曲タイトルも自然と浮かんできました。
―― バンドマンはONE PIECEファンが本当に多いですよね。漫画の物語とバンドの活動がどこかリンクする部分があるのでしょうね。RUSH BANGの皆さんは、全員がONE PIECEのファンなんですか?
三塚 (挙手をし、モジモジしながら)私はまだアラバスタ編で…。
前田 はぁ!? そんなのファンとは認めないし!
一同 (笑)。
―― リーダーの狩りやんからは、何かありますか?
狩野 (クールな感じで)…聴いてもらえればわかると思うので。
―― 了解しました(苦笑)。 次は2曲目の「Home」ですが、個人的にはかなりお気に入りの曲でして、ぜひ詳しくお聞きしたいと思っていました。
前田 私は最近まで一人暮らしをしていたんですけど、この曲は久々に実家へ帰った時に感じた家族の<暖かみ>を意識して、あえて全英詩でチャレンジしてみました。ずばり暖色系ですね!
―― 楽曲を通して疾走感はもちろん、暖かみがダイレクトに伝わってきました。他にはどうですか?
三塚 最後のサビの盛り上がり具合が、個人的には凄く好きですね。ヴォーカルが多重になる時、思わず感情を込めてしまいますね!そういう部分をライヴでも観てもらいたいですね。
上條 あ、これは記事にしてなくてもいいんですけど…。ギターソロに関して、最初は間奏のコード進行をあえて外した音にしたり、色々と試行錯誤をしたので本当に苦労したんです。でも、最終的に納得したソロになりましたね。
―― 私もレコーディングを拝見させていただきましたが、それらの苦労を想像させるようなやりとりが実際にありましたよね。あの時間帯、現場は独特の緊張感がありました(笑)。 (すみません、ばっちり記事に載せました!) 狩りやんから伝えたいことはありますか?
狩野 聴いてもらって、その人が良いと思った所が一番良い所です(怒)!
―― 失礼しました(汗)! どんどん進めていきましょう。 3曲目、「ハナビ」の解説をお願いします。
前田 歌詞を見てもらえればすぐにわかると思いますが、<失恋ソング>というテーマで創りました。私的には失恋というわけではないんですけどね…(意味深)。あとは海辺で見る花火、切ない夏の夜をイメージしています。
―― 実にエモーショナルですよね。心に響きます。そういえばアルバムの中でリズムが一番スロウなテンポですけど、
ドラマーとしてはどうでしたか?
三塚 基本、ゆっくりのテンポは難しいとは思っているのですが、レコーディング自体は2テイクで録れたんですよね。
逆に他の曲、2ビートのような早いテンポが…(苦笑)。
上條 まあこの曲は、まさに聴いてもらえればわかるというか。歌詞とかで状況を思い浮かべながら、しっとり聴いてほしいですね。
前田 夏のハッピーな感じはありつつも、夜の切ない雰囲気を出してみたんですけど…。
三塚 (すると突然)個人的にはCメロが…(三塚の世界観で解説が続くが、割愛!)。
―― そこを聴いてほしいと。狩りやんはどうでしょうか?
狩野 聴いてもらえればわかると思うので。
一同 (笑)。
上條 でも、本当にこの曲は歌詞とか情景とか雰囲気をえだちんから聴いて、皆が同乗するようにフレーズなどを作っているんです。
前田 私、大体歌詞は抽象的に書くんです。この曲も聞いてくれる皆さんの感覚で、色んな捉え方をしていただければなと思います。
―― ありがとうございます。さて、次に行きましょう。4曲目の「道しるべ」についてはいかがでしょうか?
前田 歌詞の意味的には、普段ライヴに来てくれる皆や、周りの人のことを思って作った曲です。
―― つまり仲間の歌、ということですね?
前田 はい。自分が道に迷いそうになった時も仲間がいるから前に進めるし、生きて行けるというか。そこが一番のテーマです。
―― だからタイトルも「道しるべ」、なんですね?
前田 そうですね。例えば歩んできた道の中で前に進まなきゃいけない。でも道ってそれだけじゃないですよね?横にも行けるし後ろにも行けるし。
―― 確かに。何事もそうだと思います。時には回り道したっていいものですよね。
前田 自分達の進む道がもしわからなくなったら、歩んで来た足跡を道しるべにしてまた戻ればいいじゃん、ということを表現しています。最後のサビの歌詞がそういう意味なんですけど。
―― そこはまさに必聴ですね!今、お話を聞いて、私はもっとこの曲を愛せそうな気がしました。アレンジ的な面はいかがですか?
前田 2ビート、8ビートの切り替えが激しくて、インパクトがあって強いというか重いというか…、ドシッと力強い曲ですね。
上條 個人個人のプレイを見て、とかではなくて、バンド全体が一つになって演奏する、みたいな曲です。で、合ってる(笑)?
一同 (頷く)。
―― みっさんから補足はありますか?
三塚 個人的にはやっぱりサビ前の歌詞が好きですね。ここでもまた感情がグッと入ります! あ、またサビ前か(笑)。
―― (恐る恐る視線を移しながら)狩りやんは、聞いてくれれば…。
狩野 わかる、です(怒)!!!
一同 (爆笑)。
―― いよいよ最後の楽曲になりました、「OUR DAYS」!理屈抜きで本当にイイ曲ですよね。
前田 お客さんの間でも人気があって、早く音源化してほしいと言われていた曲です。
―― 個人的にも今のRUSH BANGを象徴する、そして今後もバンドの代表的な曲になっていくような気がしています。
前田 ありがとうございます!完成する過程としては実際、メンバー同士の話し合いなどでぶつかり合った時に書いたんですけど、私としては特に2番のAメロが伝えたい部分なんです。
―― あの部分の歌詞、聴いた時に私は本当にドキドキしました(笑)。
前田 どう頑張っても出来ない事はあるけれど、そんな事よりもこの世でたった一人しかいないその人がいるという存在意義や存在価値、それだけで今も、未来も描いて行けるんだよ!という想いを込めています。そして私は、この部分をRUSH BANGというバンドを通して伝えていきたいですね。
―― アレンジの部分でアピールしたいことはありますか?
狩野 まあ、裏ビート。裏~、裏~…(三塚を凝視)。
上條 みっさん、シャットダウンだよね(笑)。
一同 (笑)。
―― 良くも悪くも、まさにドラムのリズムが格となる曲ですよね。
前田 皆がノれるようなリズムにしているんですが(笑)。
三塚 大分、足を引っ張っているっていう…。
前田 なんか、みっさんは最初、裏打ちのリズムで叩いてって指示したら、「サビはこのリズム合わないよ~。」とか言い訳をしてきて(笑)。裏打ちが苦手なもんだから。でも私は絶対に決まっているから譲らないと言って、やらせました!
三塚 でも結果、これで良かったという…。
一同 (爆笑)。
上條 あと、この曲の間奏は「Blue Light」と同じくらい気に入っていて。そのあとギターが2本だけで弾いているサビの最初とかもね(前田とアイコンタクト)。
前田 あそこはわざとコード進行をサビと外して、ちょっと切ない響きにしています。色んな先輩方を参考にしたアレンジにしました(笑)。
―― 詳しいご説明でより理解が深まりました。 狩りやんは?聴いてくれればわかると??
狩野 聴いてくれればわかる(笑)。 まあでも、この曲をアルバムの最後に選んだ理由は、これからを皆と共に歩んでいきたいからです。お客さんにも私たちと一緒に歩んでいきましょう!という強いメッセージを込めています。
―― 流石リーダー、最後はばっちり締めましたね!
上條 やれば出来る子なんで(笑)。
一同 (含み笑)。

―― そうしましたら少し話題を変えまして、そもそも皆さんはどのような経緯で、今のメンバーになったんですか?
狩野 最初は大学のサークルが一緒だった、えだちんと前身バンドを組んでいたんですが、色々ありまして…。
前田 それでメンバーの募集をかけたところ、上條が引っかかって。その後みっさんが引っかかりまして(笑)。
―― お友達のご紹介などからですか?
狩野・前田 ネットで!mixiとかで。
―― 正直、びっくりしました(笑)。奇跡的に出会った4人だったんですね。ちなみにバンド名の由来はどこから来ているんですか?
前田 RUSHっていう言葉をまず皆で決めて、そこからの響きでBANGになりました。終わりです(笑)。
一同 (笑)。
上條 RUSHはなんだっけ?
前田 走り抜けて行くというか、駆け抜けて行くというか、勢いある感じ。そしてBANGは衝撃音とかそういう意味があったりするから…。
三塚 爆発!バーンみたな(笑)。
前田 言い回しとか、ロゴの感じ、ゴロ合わせも良くて。わざとラッシュバングって読む事で響きもいいので。
上條 グまで読む。そこ大事(笑)。
―― でも綴り的には、ラッシュバンですよね?
狩野 グまで読む、Gまで(怒)!
―― …了解です(笑)。ともあれ、想象以上にあっと驚くエピソードばかりでしたが、おかげでRUSH BANGの歴史が明らかになってきました。バンドでの役割分担などは、どんな感じですか?
狩野 上條は会計係です。加えて、社交の場での交渉窓口です(笑)。
上條 IT担当は狩りやんとえだちんです。ホームページの構築は元SEのかりやん、デザイン周りはえだちんがやっています。
―― みっさんの役割は?
狩野・前田・上條 B、A、K、A。馬鹿です!
三塚 ……。
前田 まぁ、ムードメーカーと言ったところです(笑)。
―― (笑)。 この流れで一気にお聞きしますが、皆さんと普段、仲の良いバンドさんを教えてもらってもいいですか?
上條 フルモン(FULL POWER MONKEY)、CANTOY先輩(笑)とか…。Arklite先輩とか?
狩野 BLUE CLOUDとか、スカッチェ(Squash Cherish)、ピグモン(Pygmy Monster)なんかも。
―― その他にはどうですか?
狩野・上條 私たちと同じく全員女子のCladdagh Ring!
前田 イタズラLim 、カメパ(カメ0オンCOM82→)、AVNELとかもね!
狩野 まあ、全部一方的かもだけど…(笑)。
―― 多種多様、素敵な仲間に囲まれているんですね! 今後の活動の一環として、皆さんが一緒に共演したいと思うバンドさんはいますか?
前田 私はEDDYというバンドさんが好きなんですけど、今度ツアーで一緒に対バンすることになりました。一つ夢が叶います(笑)。
三塚 以前にレーベルの新年会でCANTOYのCatherine♂さんに紹介してもらった、UPLIFT SPICEさんとはいつか一緒にやってみたいですね!

―― 現在、皆さんはスプラッターレコーズに所属されていますが、それはどのようなきっかけでしたか?
上條 KiLLKiLLSと対バンした時に、挨拶したのがきっかけです。それで音源を渡したんですよね。でも最初は何も知らなくて、メンバー皆、背が高くて見た目が怖いからヤバいと(笑)。だけどその割には結構、失礼な絡み方をしたみたいな(爆笑)。
―― それらを経た後に、正式なお誘いがあったんですね?
前田 はい。でも最初、私たちは音源を出すことなんて全然考えてなかったので。お誘いのご連絡をいただいた直後にメンバー全員で緊急会議をしましたね(笑)。
―― 差し支えなければ、DAIさん(スプラッターレコーズ代表/ex.ketchup mania/現KiLLKiLLS)の印象は?
メンバー全員 (きっぱり)酒! あとビビアン(Vivienne Westwood)!
―― あの…、シーンの大先輩としての印象とか、音楽的な面とかで何かありませんか?
三塚 昔は被ってなかったけど、今は帽子を被っている!
―― …(苦笑)。 皆さんの憧れと言いますか、目標にしているバンドさんにも興味があります。
前田 もちろん各自色々あるんですけど、共通しているのは放課後ティータイム(TVアニメ、けいおん!に出てくる架空のバンド)ですかね(笑)!!
一同 (大爆笑)。
―― 妙に説得力がありますね(笑)。今後の活動の中で、直近の目標などはありますか?
前田 また早めに音源を出したいと思っています。
―― 次回作も期待しています。 今日は本当に長い時間、貴重なお話を聞かせていただき、ありがとうございました。それでは、最後にこの度完成したファースト・ミニアルバムに関して、皆さんから一言ずつよろしくお願いします!
三塚 聴かないと後悔するよー! by みっさん
上條 カッコいいも楽しいも詰まったアルバムです。
前田 どの曲にも愛情を注いでいるので、一曲一曲を聴いてほしいです。
狩野 夏に向けて出したい!という意思のもと制作を進めた音源なので、ぜひ夏のアルバムと言えば、
『ALONG THE COAST』と言ってもらえるようにしたいです。
―― ありがとうございました!!!
RUSH BANG 7.06リリース 1st Mini Album"ALONG THE COAST"に対してのインタビュー① (2011.7.04更新)
7.06に1st Mini Album 「ALONG THE COAST」をリリースするRUSH BANG。このHPでしか読む事のできない彼女達のインタビュー公開です。近くインタビュー2も公開します。リリースまであとわずか!みなさまぜひCDを買って、ライブに遊びに行って応援してあげてください!ではインタビューをどうぞ!
■つい先日、レーベルナイト名古屋編にもお伺いさせて頂きましたが、東京編の方はいかがでしたか?
えだちん:人が凄いいっぱいいてちょっと圧倒されてしまったんですが、いつもと違う環境だったので勉強になったし、凄い楽しかったです。
かみじょー:先輩達のライブが凄かった!お客さんもいっぱい入ってくれたし、初めてうちらのライブを見たお客さんがCDを買ってくれたし、嬉しかったです。
■バンド名の由来は?
狩りやん:皆で英語でいろんな単語を出してって、私が出した「RUSH」って言葉が響きがいいよねってなって、RUSHなんとかにしようってなって。
かみじょー:で、BANGは私が言ったんですけど、RUSHって混雑してるって意味で、BANGは衝撃とか爆発的なって意味があるんですけど、衝撃的なものを自分達から発信することが出来たらいいなって思いを込めてつけました。
狩りやん:RUSHは電車のラッシュとかで使われますけど、ライブハウスがお客さんいっぱいでラッシュみたいになればいいなという思いもあります!
■2008年4月に結成……3年ちょっとの活動になりますが、結成のいきさつは?
えだちん:ベースの狩りやんが私の専門学校の先輩という関係でバンドを組んで、GO!GO!7188のコピーバンドから始まって、オリジナルをやってたりしたんですけど、ドラムとギターが抜けて、その後でみっさんと狩りやんがmixiのメン募で入ってきたんです。
■皆さんどういう音楽に影響を受けているんでしょうか?
えだちん:私は昔は弾き語りをやってたんですけど、同じ地元でもあるELLEGARDENが大好きで、ELLEGARDENに影響を受けてバンドを始めました。だから、たまたま女の子4人になったんですけど、ガールズのくくりにされずに真直ぐに音楽を届けられるバンドでありたいと思ってます。
みっさん:私は元々フュージョンが好きで、カシオペアとかT-SQUEAREとかエリック・クラプトンから入ってるので、2ビートとかっていうメロバンとかをあまり知らなかったので、このバンドを始めてから速い曲でドラムを叩き始めたんです。
■日々勉強って感じですね!
みっさん:かっこよくやりたい、ここはドラムがオイシイんじゃないか、とか考えながらやってます(笑)。
かみじょー:私はGLAYが憧れで、バンドを始めたキッカケでもあって、今でも目標です。だからさっきえだちんが言ったように、女子でもカッコイイバンドがやりたいと思ってて、そこが4人一致したので、一緒にやってます。歌やメロディが重視されるバンドになりたいです。
狩りやん:元々GO!GO!7188のコピーをやってたって話が出ましたが、私が凄いGO!GO!7188が好きで、そのベースのアッコさんが憧れのベーシストです。飾らないで自分のテクニックだけで表現してるし、個性が強くて、あの人しか出来ないことを一杯やってるので、尊敬してて、あぁいうベーシストになりたいと思ってます。でも曲は、最初にえだちんが作ったオリジナル曲を聴いた時に、もう、ファンになったんですよ。だからえだちんがやりたいことをやりたいし、早く新しい曲が聴きたい……もう、一ファンなんですよ。だからこそ一緒にバンドがやりたいと思ったし、えだちんの世界観を大事にしたバンドでありたいと思ってます。
■歌詞も曲もえだちんが書いてるんですよね?曲作りはどのようにされてるんですか?
えだちん:私はサビのメロディから作って、そこからコードを当てはめていって、最後にイメージを合わせる歌詞を書く時が多いですが、歌詞とサビのメロディを同時に作ってそこから広げていく時もあります。
■応援歌が多いのかな?
えだちん:自分のことを表現してる曲も多いんですが、誰かのために書く方が書きやすいので、結果的にメッセージ性の強い歌が多くなってるんだと思います。もっと世界観を出していきたいし、色身というか……広げていきたいとは思ってます。
■昨年の夏に初のツアー、いきなり12カ所やられてますが。
えだちん:私達、勢いで決めちゃう事が多いんですよ(笑)。勉強になりました。全く違う環境でライブをやって、その地域や会場や対バンやお客さんの特性が全然違ってて、いつもと同じじゃダメなんだっていう。
■お客さんの反応は?
えだちん:まずはガールズっていう部分で興味は示してもらえますし、それで見てもらって、「良かった」って言ってもらったり。
■印象的だった出来事などは?
かみじょー:4人中ペーパードライバーが2人だったので、長距離の運転が大変でした。最近はみんな慣れてきたんですけど。あと、加入して間もないメンバー含め、一緒に時間を過ごす事で結束力が増したというか、仲が深まりましたね。
■女子4人
狩りやん:ウチのメンバーは嫌なことは嫌とか、ちゃんとハッキリ言うので、ネチネチしたり後まで引っ張ったりってことがないんですよ。
かみじょー:ちゃんと話して解決します。
■昨年9月に初の自主企画を開催、満員御礼。どういうメンツで?どういうつながりで?
えだちん:メロディック系を中心に普段から仲良くしてるバンドを集めてやりました。
■7/6に初の流通音源となる1st Mini Album『ALONG THE COAST』をリリースしますが、Splatter Recordsさんとはどういう縁で?
えだちん:KiLLKiLLSとCANTOYと対バンした時に音源をお渡ししたら、後日連絡を頂けて。
■なるほど!タイトル『ALONG THE COAST』にこめた思いは?
えだちん:夏っぽい曲を集めたし、夏っぽさを出したいと思って。特に1曲目“Blue Light”は海をテーマとしてるので、このタイトルにしました。
■アルバムのコンセプトが夏、だったってことですか?
えだちん:もともと、結構長く音源を出してなかったんですけど、次の音源を出す時は夏!って決めてたんです。
■それはなぜなんでしょう?
えだちん:ライブしたくなるからというか(笑)自分達が盛り上がるので。
■1曲ずつお話をお伺いしますが、M-1“Blue Light”
えだちん:ちょっとマニアックになっちゃうかもですが、マンガの『ワンピース』が大好きで、ルフィーがエースを失って葛藤があって、でも強くならなきゃ、と思って旅に出るんですけど、私はもうエースがすごく大好きで、自分もショックを受けたし、ルフィーを応援したくて。どうしてもこの気持ちを歌にしたい!と思って書いた曲です。
かみじょー:この曲はギターの間奏をしっかり聴いて欲しいです!えだちんの思いを聴いて、ソロパートとか、間奏で盛り上げていく感じとか、すごく頑張ったので。
■M-2“Home”サビのフレーズがすごく耳に残る。
えだちん:もともと英詞が好きで、以前は英詞の曲が多かったんですけど、歌詞の意味は実家の温かさを出したい メロコアっぽい曲だし、疾走感を出す為に英詞
みっさん:この曲は自分の苦手なテンポだったのでレコーディングは苦労しました。かなり時間もかかりました。
■M-3“ハナビ”一転してゆっくりめ。そしてこれだけラブソングですね。
えだちん:RASH BANGのイメージじゃないかなと思いつつ、たまにはいいかなと。失恋ソングです。
狩りやん:えだちん苦労してたよね(笑)。(仮歌が流れた話)
■M-4“道しるべ”コーラスがいいですよね。
えだちん:バンドを続けていく為にはお客さんの存在が大切で、そのお客さんのために書いたんですけど、自分自身、迷ってた、悩んでた時期でもあって、立ち往生しても、前だけが道じゃない、横にも後ろにも道はある、これまで生きてきた道のりがあるんだから、それが道しるべになるんじゃないか、そんなことを歌にしました。
狩りやん:バンドの方向性とか、この先どうやって行こうか皆で悩んでて、その解決が見えてきた時にこの曲が出来てきたので、自分達の中でも歌詞がマッチして。一番、歌詞をちゃんと聴いて欲しい曲です。
■ラスト、M-5“OUR DAYS”。
えだちん:これはメンバーの為に書いた曲です。出来ること出来ないことって誰にでもあると思うんですけど、そういうことで悩んでるメンバーがいて。悩む必要なんてないんだよ、一緒に笑ってようよ、大好きだよって伝えたくて。
(狩りやん:自主企画の前日にあった出来事・・・)
(かみじょー:ライブで一緒に盛り上がって欲しい)
(みっさん:支えられたり 一人じゃ何も出来ない・・・※いっぱいしゃべってる)
■ツアーのご予定は?
えだちん:今回は仙台から九州まで20カ所以上でやります。初めての土地も多いので楽しみです!
かみじょー:もっとメンバーと仲良くなりたい。話す時間も多くなるだろうし。
狩りやん:メンバー間の結束 お客さんや対バンさんとの出逢いも運命。大事にしたい。
■最後にメッセージを!
えだちん:初めての全国リリース。歌詞とか練って練って書いてます。いっぱい聴いてライブ一緒に楽しんでいけたら。
みっさん:色んな人の協力あって出来た1枚。感謝の思い。全国の人に届けたい。
かみじょー:2年ぶりの作品。想いがたくさん詰まってる。夏に聴いて欲しい曲。ライブにも遊びにきてもらいたい。
狩りやん:私達もバンドマンである前に人間、女の子なんです。そんな私達が普段の生活の中で共感できる想いとかを表現してます。そういうことを感じて頂けたらと思います。
ROZEO EMBLEM 8.03リリース 1st Full Album "THE RESCUE OF RAIN BOW "に対して各方面よりコメントを頂きました!! (2011.8.04更新/新たなコメントも続々と届いていますので随時公開していきます )
ROZEO EMBLEMの最新アルバムが発売される。
メンバーチェンジなど大変な時期を乗り越え、それをバネに何よりメンバーが時間を音楽の為に費やし、一心不乱に音楽に向き合い、固い絆でこのアルバムに辿りつくストーリーはまさに映画の様にドラマチックだった。
メンバー達は必死の思いだったと思うが、、、(笑)。
彼らとは日ごろから時間を見つけては、音楽談議や人生観を話したりする間柄で、時にアドバイスをしたりもするが、一方では考えさせられる事も数多くある。
ナイーブな少年時代を経て、一歩、社会へと足を踏み出す。ただがむしゃらに進むのではなく、いろいろと腕を試し、その先を念頭に入れていく。その試行錯誤の先に、どうしても力のこもった「がむしゃら感」が表に出るのも、それはそれ。ある意味、人間臭さもROZEO EMBLEMらしいではないか。
New Album【THE RESCUE OF RAINBOW】は、そんな彼らの日々切磋琢磨して送る生活の中で、さまざまな滋養を吸収しながら育てきた音楽の集合体の様なもので、彼らの本質が反映された作品。
【RADWIMPS】や【BUMP OF CHICKEN】など、この世紀を跨ぐモンスター・バンド達に深いリスペクトを捧げ、細部にまでこだわって1st Album【THE RESCUE OF RAINBOW】を完成させた。
サウンドも多彩で1曲1曲オリジナルな世界観を持ったハイクオリティーの楽曲が並んでいるし、何より曲の良さが抜群に輝きを放っている。ジャケットもアイルランド出身のSNOW PATROL album"Final Straw"を思わせる印象的なアートワークがバンドのミステリアスな魅力を後押ししている。
いつも思う事だが、1st Albumってある意味”ベストアルバム”だね!!」
(TOY'S FACTORY A&R 今村勝巳)
ROZEO EMBLEMの最新アルバム、『THE RESCUE OF RAINBOW』。
ここまでには大変な時期もあったと思うが、
出会った頃の彼らとあまり大きく変わった訳ではない。
大胆なバンドとしてのイメージ・チェンジをした訳でもない。
好きが故に努力をする、苦労する、でも表現し続ける。あきらめない。
当たり前なのかも知れない。
兎角使われがちな言葉であるが、なかなか出来るものではない。
ロックの様に生きたい。または行きたい。
そう自分の人生を重ねたり思うのは往々にしてあるのだが、
それを実行・実現して行く事は思っている事より何十倍も大変な事である。
歩かなければ転ばない。
でも僕らは前に歩いて行きたいから、転ぶのも大丈夫。
そう彼らはさらっと言うだろう。
音楽をやる上での不自由さなど微塵も感じられない、このアルバムは
今のROZEO EMBLEMの決意表明なのだ。
音楽に対するひたむきさ、一生懸命な姿に改めて自分も気づかされる事が多い。
POPな印象を受けるが非常に人間臭さも感じる事が出来るバンドである。
何を求めてられているのかを常に考える姿勢、
バンドとしての接客要素が高い位置に存在するバンドであることは間違いない。
出会ってからの彼らしか知らないが、
1年ほど見れば大抵はその人の生き方が見えてくる。
なんだかんだ彼らと出会ってから数年経ってしまったが、
今回の彼らが出すアルバムも彼らのいわゆる生きている証明書である。
非常に多彩な彼らの表情を楽曲を通して見る事が出来るだろう。
彼らの生き方・人柄が詰まった1st Album。
今の彼らがこの1枚の中にいる。
(ON AIR大久保スタジオ マネージャー 宮本)
どこまでも透明な旋律の向こう側に、力強いメッセージが凛と立っていた。久々に目頭が熱くなった心震わす珠玉のアルバム。特にM-5「地球の空き地」は、「世界平和」という難しいテーマを5分弱で表現した力作。しかし、日本語って美しい。
(渋谷O-WEST 店長 大村)
普遍的な音楽。
言葉にすると簡単だけど、出来そうで出来ない。
ROZEO EMBLEMは1stにしてそんなアルバムを完成させてしまった。
何十年経ってもCD棚に残ってるそんな素敵な作品です。
ですが
このバンドを応援しません!
自分が応援しなくても
いずれ世に出てくると思ったからです。
それだけ素敵な作品とめぐり合えました。
(ZERO COOL corp. 代表、FOX LOCO PHANTOM マネージャー 松井ケイジ)
今、ROZEO EMBLEMの新譜を聞いている。これで5周目。
アルバムを聞き終えた最初の感想を率直に言うと「バンプみたい」と思った。
もう一度聞き始めて、ちょっと違和感を感じる。
「イタくない」
一時期多かったバンプ・オブ・チキンのフォロワーバンドにあったような
丸く角の無いクローズなファンコミュニティーと音楽性の「イタさ」なんて言うと
語弊があるんだろうけど、事実、僕はROZEO EMBLEMを聞いてそういった「イタさ」を全く感じ無かった。
なんでだろう。なんだろうこの少しはみ出す感じ。
気づいたのはヴォーカル・ハリーの歌が微妙に足りないこと。
サビのメロディラインで無理にワンノート上げて、少しフラットしてしまっていたり
音符が長すぎて苦しくなっていたり、詩の一文字が拍子から飛び出してしまっていたり。
きっと彼は無難に押さえて歌うこともメロディラインを作ることも可能なのだと思う。
だけどやらない。結果的にそれが聞く者にザラッとした感触、エモーショナルな聴感を与えている。
そして一見ポップで小気味のよい楽曲も、よく聞くとバンド・アレンジは
その足りないものを意識して決して丸く収まらない音に仕上がっている。
僕らの時代はなんでも足りてしまう時代に生きている。
そして何かが足りない状況に本能的な不安を覚えたりする。
だけどロックをはじめとした新しいムーブメントは、
いつだって何かが足りないアンバランスな物からしか生まれないことも分かっているはずだ。
彼らROZEO EMBLEMがそこまで考えて曲を書いているのか、僕には分からないけど
この先もこの大切なアンバランスさを武器に躍進していって欲しいと思う。
だっていつでも何かを足るものにするのは大人の仕事で、足りないと思わせるのは若者の仕事だと思うから。
素敵なアルバムをどうもありがとう。
個人的には3曲目「モンスター」の詩とコード感のリフレインの空虚さが好きでした。
今度ライブに行くよ、そして呑もう。
(aeronauts、codymoon 森川トモヲ)
初めて聞いたとき、優しい声だな、綺麗な声だな、って。
だけど聞き進めていくと優しさや綺麗さは、消え、強さと
毒々しい程のメッセージがあることに気がつく。
バンドってのは、そうじゃなくちゃいけないと思う。
まるで社会不適合者が
集まって少なからず、この社会を生きにくいと感じてる人達に、
「俺だってそうなんだ、だけど生きてるよ、だからみんなも生きられるさ。」と
伝えていく存在のような気がしてる。
まずみんな、とりあえず選挙の1票を入れる気持ちで
THE RESCUE OF RAINBOWのCDを手にしてみて。
そうすれば、またさらにいい音楽が、バンドが日本の音楽シーンに
存在し続けることになるから。
いい音楽をありがとう。
(アンダーグラフ 真戸原 直人)
ROZEO EMBLEMの物語が始まろうとしています。
空に行ったり海に行ったり、世界中を旅する様な感覚。
幼い頃に触れた、次のページをめくる事がドキドキする絵本の世界。
沢山の人に願いと思いが伝わる作品になる事を願っています。
(渋谷O-CREST ブッキング 井上一好)
RPGをやり遂げたことがない私ですが、なぜかROZEO EMBLEMの音楽を聞くと
ゼルダの伝説を思い出す。
彼らはいろいろな困難を乗り越え様々なステージをクリアして数々の宝物を手にした。
それがこのあるアルバムだと思う。まだまだ冒険は続くのでしょうが、今まず”おめでとう”と言いたい。
そして新たな敵を倒してこれからも突き進んでください。
心から願っています。
(下北沢CLUB251 店長 河崎)
明けない夜は、ない
「明日があるさ」なんて楽観じゃなく、
「明日はつかむ」って事
だから、明けない夜は、ない
そんな音がする
...。
なんてコメントしようと思ったら、
ハリーに「カッコつけ過ぎ」って言われた。
カッコいいのはロゼオだって。
「東京キャスター」の「僕」は、
誰の中にもいるんだな、きっと。
(MONOBRIGHT Ba 出口博之)
物語を一話一話と読み進めて行く度に
不思議な引っ掛かりを伴って飛び込んでくる聞き慣れた言葉たち。
それは懐かしかったり、仕組まれたようにハッとさせられたり。
音を纏って広がっていくこの一枚のストーリーは
ひねくれて真っ直ぐな日常とファンタジー。
ステキな世界、ステキな音に出逢えました。
(nano sound museum ナガオ タツキ)
今見ている風景が
昔見た「あの日」の「あの瞬間」と重なった時
たまらなくきゅんとなる時がある。
ROZEO EMBLEMの曲を初めて聴いた時
それと同じような、気持ちを味わいました。
目を閉じて、言葉をなぞって、音に乗せて描き出す風景。
人それぞれ、浮かぶ絵は違うものだけれど、
その時感じた想いはきっと重なるはず。
どんなにうれしくても
どんなにかなしくても 忘れてしまう感情もある。
彼らはが奏でるサウンドは、
そんな記憶の1ページを思い出させてくれるような
せつなくて、やさしいうたです。
(ZIP-FM ディレクター&Live Photographer 木村美穂)
